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富士山がすき

2024年

登りませんでした

2023年

登りませんでした

2022年

8月22日 忍野八海続き
8月03日 忍野八海巡り
8月02日 富士五湖巡り
7月25日 御殿場口仕上
7月20日 富士宮口練習
7月11日 御殿場口練習
6月30日 御殿場口下見
6月28日 富士宮口下見

2021年

8月4日 仕上げの登山
7月22日 リベンジ登山
7月15日 富士登山再始動

 


2024年


今年の富士登山は控ました

なんだか富士登山がすごく混んでるみたいで、お金もかかるようになっちゃったし、今年もやめときます。

 


2023年


今年の富士登山は控ました

今年は富士山が世界遺産に登録されて10周年です。国内外から相当多くの観光客が富士山を訪れることが予想されています。なので私は富士登山を控ます。またいつか登ります。

 


2022年


8月03日 忍野八海巡り

どうしてもあとひとつ、忍野八海の「底抜池」に行きたくて行ってきました。展示館見学料金300円を払って。入場するといきなり大きい池があってこれがそうかと思いきやこれは人工の池で、資料館の奥にありました「底抜池」。有料の私有地で人の出入りが少ないためか、忍野八海の中で一番きれいで神秘的な池だと思いました。人工の池の周りもきれいに整備されていて300円以上の価値はあると思いました。これで忍野八海全制覇です。(^^)/

 

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8月03日 忍野八海巡り

このパンフレット、車を停めた駐車場のご主人から頂いたものですが、私がホテルで見つけたものと同じです。この地図を見て忍野八海を自転車で走ろうとやってきました。当初は一番南側にある出口池の駐車場に停めてまわろうと考えていましたが、通り過ぎてしまい地図上にマジックで○で囲んである忍野八海南口駐車場に偶然にも着いたのです。1日300円。ここのご主人に自転車で周る話しをすると、「今の時間はまだいいけど、段々人が増えて自転車では走りにくくなるかもしれない、歩いた方がいいよ。」と言われてそうすることにした。やっぱりなんでも地元の人に聞くといいですね。

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涌池、濁池周辺は以前にも来たことがありました。人が一番にぎわうところです。この近くに底抜池がありますが、資料館の中にあるので見てません。資料館でも見てみようと入ろうとしたら、有料(300円)とあったので引き返してしまいました。資料館の中に池があるなんて!帰ってから気づきました。あー、忍野八海全制覇ならず!

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鏡池までは見たことあるなぁ。

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ここから初めて見るところばかりです。まずは、菖蒲池。菖蒲が咲く頃に来ればいいでしょうねー。

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菖蒲池まで来たら、浅間神社の案内看板が見えたので、寄ってみるとなかなかすごい神社でした。門の左右には仁王像がありました。駐車場に帰ってから聞いた話では、ここらの神社をまとめてあるそうで、狭い境内の中にいろいろな社がありました。そういうことかぁ。忍野八海を見に来たら是非寄るべきです。

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銚子池は、直径5mくらいの池。出入りする水路は見えないことから、地中でつながってると思われます。

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お釜池は、人ひとりがちょうど入れる五右衛門風呂の大きさ。けっこう深いです。

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最後にひとつだけ離れている「出口池」にも歩いて行ってみました。思ったほど距離も無く、全部歩いて周って丁度よいウオーキング。1時間半もあれば十分歩けます。出口池周辺は人もなかなか来ないせいかひっそりとしていて、私はすきかなぁ。

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帰りに箱根にまわって餃子をお土産に買って帰りました。ここの餃子は絶品です。(^^)/ ちなみに郵送販売はしていません。ここに行って食べるか、お土産餃子(冷凍もあるみたいです。)を買って帰るしかありません。

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8月02日 富士五湖巡り

最近は、朝早く起きて(起きてしまうんですが)朝ご飯を食べてから、自転車で走りに行くことが多くなりました。日中は日差しが強くて、部屋でじっとしていることが多くなり、一日は無理でも半日くらいは走りたいという欲求が貯まっていました。富士登山シーズンを早々に切り上げたこともあり、どこかへ行きたい気持ちもありました。そうだ!富士五湖周辺なら気温も低く昼間も走れるのではないかと思いつき、当日朝の3時にホテルを予約し、荷造りして5時に出発しました。

 

今まで富士登山で、朝3時や4時に出発してきましたが、5時の出発の方が日が上がって明るいし、意外と道路も空いていました。バイパスに入ったタイミングかもしれませんが、余裕を持って走れました。本栖湖手前のコンビニで休憩したあと本栖湖湖畔に車を止め走ろうと思いましたが、なんとなく気が乗らず、精進湖で富士山の写真を撮って西湖へ。西湖も一旦は駐車したんですが通過し、河口湖までやってきました。河口湖大橋を渡り、湖南側の大きな駐車場に車を停めて自転車で走ることにしました。

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そういえば、河口湖大橋を自転車で渡ったことないなぁ。河口湖大橋には左右に歩道があるのでどちらでも走れますが、東側の歩道を選択しましたが、車道の車が対抗で走ってくるので少し危険を感じます。でも富士山の写真は道路端から撮れるので○かな。(^^)/ 河口湖大橋を渡って右回りに湖岸沿いにある歩道を走って駐車場に戻りました。当然、これでは走り足らず、今度は車道を西に向けて往復で10キロくらい走ってきました。まだ9時。どうしようかなぁ。きょうも帽子を忘れてしまいどこかで買わなきゃと車で走り始め、コンビニで売って無いかなぁと寄ってみると売ってました。助かりました。ありがとう。

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きょう予約した宿は、山中湖湖畔のフォレストリゾート秀山荘というホテルです。山梨県ではグリーン割引きという制度を周辺県在住者にも適用していて、その割引が5,000円。しかも県内で使えるクーポン券が2,000円ついているということで即予約してしまいました。まあ、この季節にこの場所ででひとり宿泊ではどうしても宿泊代が高くなってしまいます。割引きがあると助かります。山梨県県知事ありがとう。(^^)/

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忍野八海にでも寄って行こうと適当に走って行ったら迷っていまい、だいぶ遠回りしてホテルに到着10時30分。早すぎです。でも予定通りなんです。車をホテルに置かせてもらって山中湖を走ります。チェックインは午後の2時なので3時間たっぷり走れます。

 

ホテルを出てマリモ通りを西へ進みます。以前富士五湖を一周した時に自転車湖岸道路を入っているので、その入口を目指しました。しかしこのマリモ道路が狭いうえに車の通行速度が早くて怖かった。車道を高速で走る想定をしてこなかったからノーヘル。コンビニで買った帽子のみ。下りだからまだいいけど。上りは無いな。ようやく湖岸道路に入りました。ほっ。(^^)

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11時を過ぎてぼちぼちお腹も空いてきた。空気は涼しいけど日差しは暑い。そこで暑さに負けないように「ほうとう」に昼食に決めました。お店の玄関に入りリュックの中をさぐると、入っているはずの「マスク」が無い。えー!いくらリュックのあちこちのポケットを探しても無い。しかたなく、お店の人に言い立ち去ろうとすると、まだ人が入ってない部屋の奥に後ろ向きで座るよう誘導していただいた。長居は出来ないと一番最初に書いてある、お店の名前が着いてるほうとうセットを頼みました。必死で早食いしたので味わえなかったけど美味しかった。ほうとう鍋は直径が30cmくらいあって大きかった。あとかぼちゃが柔らかくて甘くて美味しかった。

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結局、山中湖を1周半してホテルに戻ると午後の1時半。チェックインは2時なのでそれまでロビーで涼んでいると、チェックインの手続きだけして頂きました。今回のグリーンプランの県への申請書に記入したり、ワクチンの接種証明書や免許証を見せたり。こんなことで割り引いてくれるんだから書きますよー。(^^) 夕食は18時、朝食は8時からと決まっているそうです。さすが山荘。2時にチェックインしてすぐに大浴場へ。長湯もしないのですぐ出て部屋で横になったらそのまま1時間も寝てしましました。今朝早かったからね。(笑)

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翌朝、三階に展望室があると知り、三階に上がってみると富士山丸見え。きょうも快晴です。

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朝食を待つ間にきょうはどうしようかとホテルにある近隣のパンフレットを見ていたら、忍野八海のパンフレットが目についた。そうだ忍野八海って全部見たことないなぁ、自転車で周ってみるかということに決定。朝食後、ホテルを出発して湖畔で富士山を撮影しました。ここから見る富士山がいちばんいいなぁ。

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7月25日 御殿場口仕上

今回の写真は横長の写真を90度向きを変えて表示しています。今年一番の晴天に恵まれて撮影したので、スマホでその迫力をわかって欲しいと思いそうしました。パソコンでご覧頂く方には申しわけないです。ご理解ください。

 

朝3時、最近この時間に目覚めるように身体を慣らしてきたので、すんなり起きれました。昨日の夜に準備万端、朝は冷蔵庫に入れておいた食べ物や飲み物を詰め込むだけです。ただ、富士宮口から登るか御殿場口から登るかまだ迷っていました。富士宮口から登って山頂を目指すか、御殿場口から登って六合目あたりで帰って来るか。結局、駐車代1,000円、シャトルバス2,000円と、費用がかかる富士宮口登山は却下されました。せめて駐車代は無料にして欲しいなぁ。(笑)

 

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車に荷物を載せ出発。新東名で行くはずが国道1号を岡部で降りずに通り過ぎてしまい、戻るのも大周りになるので諦めて下道で行くことにしました。焦らず自分のスピードに合ってる大型車をみつけて追従して走ると意外に楽に走れます。蒲原から富士に入るころには富士山がきれいに見えました。きょうは本当にいい天気、最後の方にドライブレコーダーの画像も載せてあります。富士宮で高カロリーのマックセットを購入しスカイラインへ。水ケ塚駐車場の横を通ると駐車場はほぼ満車状態。6時発のバス2台(増発して)にならぶ5、60人ほどの人の列が見えました。きょうは御殿場口にして正解でした。御殿場口五合目に到着、5時44分、102kmでした。

 

本日のルート確認。自分で御殿場口登山パンフレットをパソコンでトレースして作ってみました。こうしてみると富士宮口登山道との距離の差がよーくわかります。

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五合目の仮設展望台からの風景。富士山も下界の風景もすばらしい。

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さあ、協力金1,000円を支払っていざ富士登山へ。最初の大石茶屋まではザクザクと広い道を登ります。きょうは意外と落ち着いいててペースも良好。大石茶屋を過ぎるといよいよ登山道です。途中、ブルドーザーが追い越していきました。

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次郎坊に到着しました。次郎坊といっても今は案内表示の杭が立っているだけです。ここまで約2時間。この先がまだまだ長いんです。お楽しみはこれからです。

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せめて標高500mごとにこんな標識でもあれば・・・、次郎坊のすぐ上にこの2000mの標識だけなんです。ここから3時間、途中に何も無いのでモチベーションを維持して登るのが大変。ひたすら砂利道を登るのみで、しかも斜面が急になったり砂利が深くなったりします。折れそうになる気持ちを奮い立たせて一歩づつというか、足の大きさづつ登って行きます。延々と続く上り坂。平らな休む場所は一切ありません。

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山中湖が見えます。

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ずーーーーっと上りなんです。

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砂走りを下山する方。横から見るとすごい下り坂。直滑降。

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半蔵門小屋が見えました。がんばれ俺!

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スタートから約5時間。ようやく半蔵門(新6合目)に到着しました。昨年は緊急時の避難小屋だったのですが、今年は通常の山小屋として営業していました。助かります。なにせこの上の六合目の小屋は大破して廃墟になっていて、七合目小屋は休業中、七合四勺までまで上がらないと(さらに2時間)営業している小屋がありませんでしたから。半蔵門小屋で、すかさず「CCレモン」を500円で購入、人気のある飲み物はすぐに無くなってしまうので。山の物価は高いです。でもほんと助かります。大石茶屋の営業は確か7時からなので、五合目から延々5時間、ここまで山小屋無しなんですから。5時間歩いたご褒美。

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さっきから冷たい風が吹き荒れています。なんだか天気が急変しそう。雨カッパも持ってはいますが、富士山の雨は横から降ってくるのでできれば避けたい。きょうはこここで引き上げることにしました。半蔵門で山小屋を営業してくれているのならここまで頑張れば山頂まではあと3、4時間。この先は岩場も多いので今までの道より登りやすいはず。と思って満足してしまいました。(笑) 持ってきたお昼のお弁当を早々に食べて下り始めました。

 

下り道にふと見上げると、山頂は霧に隠れてしまいました。霧の中を歩くのも大変ですよね。きょうは下りを慎重に歩くよう決めてました。明日からの筋肉痛が少しでも和らぐようにゆっくり、休み休み下りました。

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大石茶屋で、山菜うどん1200円を食べながら、きょうの登山を振り返りをしました。きょうは今までの経験を生かせて満足いく登山でした。なので今年の富士登山はきょうで終わりにしようと思いました。今年も登らせてくれてありがとう。また来年来るね。

 

おまけのドライブレコーダー画像

清水走行中

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興津付近

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富士川橋

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富士市内

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今回登山の秘密兵器

ハイドレーション給水器

この中に水を入れてリュックの中に入れておくんです。チューブの先を口に当てて吸えば歩きながらでも水分補給できるというしろものです。身体が硬くなってきている最近は、リュックを背負ったままサイドポケットのペットボトルを取ることができず、水分補給時は毎回リュックを降ろしていました。これでいつでも水分補給できます。

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軽量折り畳みイス

御殿場口登山道は新六合目までの約5時間、ずーーっと上り坂で平らな休憩場所がありません。地面に直接座ると土の中の水分でお尻が濡れてしまうし、なかなか休めません。そこでこれ持っていって座ればどこでも休めるかなぁって。でも現実はそんなに甘くはありませんでした。三本の足がズブズブ潜ってしまい不安定。まあ使えなくもないですが、無いよりましってことで。(笑)

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7月20日 富士宮口練習

今回の計画は全行程公共交通機関。電車とバス移動。しかもきょうは青春18切符の開始日です。当然使います。でも富士宮駅までの往復じゃちょっと物足りない。そう思いながら家を出発しました。島田から電車で行くと富士宮駅「始発」のバスには間に合わず、富士宮駅発8:15、五合目最終下りバスが19:00。まあきょうは登れるだけ登って帰ってこようと思っていました。

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富士宮駅に到着し、富士急のバスチケット販売所で「富士五合目フリー切符」を購入してみると、富士宮駅と五合目の往復チケットではありませんでした。富士山をとり囲む五合目全てからもよりの公共交通機関へのバスに乗り降りできるフリー切符でした。えー!なんとそういうことかぁ。富士宮駅からバス移動し富士宮口登山路を登って頂上へ、今度は吉田口五合目へ降りて、河口湖駅や富士山駅までバス移動ができるということです。

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しかし、富士山縦断なんてそんな体力があるわけでもなく、ここはバスルートを使って周遊することを考えました。きょうは思ったよりも天気も良くないし、ガス(霧)も出ているので山頂まで行くのは諦めよう。(登頂する自信もないし、装備も軽装だしね。)七合目くらいまで上がって降りて、三島駅へ行くバスに乗って、三島大社まで歩いて行って、帰りにうなぎを食べてくるツアーに変更〜!

 

五合目のバス停付近の全景。この見えない部分にトイレがこんなにあるんです。でもバスから人が降りると一斉に入るので、すぐに満杯になってしまいます。登山道から上がってすぐの所にも無料のトイレがありますよ。このバス停の場所に仮設の売店もあって、お土産や菓子パン程度の多少の食品なら購入できます。昨年火事で消失してしまった五合目レストハウスが再建されることを望みます。

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いよいよ富士宮口登山道へ。懐かしいなぁこの看板。もうすでに標高2,400m。御殿場口の新五合目は1、440m。御殿場口登山道ではこの標高まで上がるのにひと苦労だもん。それに比べて富士宮口はあと約1,300m登れば頂上だもん。なーんちゃって、それが大変なんですよ、でもそれが楽しいんですよね。(^^)/

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登り始めて10分。すぐに六合目の小屋があります。いいよなぁ富士宮口登山道。御殿場口登山道は延々と約5時間、なんにも無いですから。(笑) 

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新七合目小屋に到着。六合目から約1時間。ちょうど11時になったのでここで折り返し下山しました。富士宮口登山道は道の砂も締め固められていて比較的歩きやすいです。御殿場口登山道のように砂利浜を歩くような厳しさはありません。

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上りは1時間30分、下りは40分くらいだったかなぁ。三島へ下るバスの出発時間に間にあいました。12時10分出発です。この写真の手前のバスが特急三島行きです。旧日本ランドやサファリパークを経由して約2時間の道のりです。に、2時間?乗ってから知りました。(笑) どうやら乗るのは私ひとりのようです。バスの運転手さんが気さくに話しをしてくれて、発車までの時間を楽しく過ごせました。ありがとう。運転手さんは一度も富士登山をしたことが無いそうです。えー!(笑)

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三島駅に到着し、富士登山の筋肉をほぐすように三島大社まで歩きました。富士山から下ってくと余計に暑く感じます。あとで知りましたがこの日は三島が静岡県内の最高気温34℃だったそうです。バスの中ではクーラーも効いて過ごしやすく気を失うような爆睡を4〜5回しました。(笑)

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うなぎ屋さん「桜屋」水曜定休日でした。

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帰りの電車内でも爆睡し、意識はあるんですが身体が前に曲がってしまい泥酔したお爺さん状態でした。自分で車を運転しないって楽なんですが、疲れも現れやすいということがわかりました。

 


7月11日 御殿場口練習

今回はケチケチツアー。下道で行ってきました。行きは道路も空いているのでいいのですが、帰りはさすがに眠いです。帰りは2回休憩しました。10分くらいですが気を失うように寝ました。(笑) 休憩大事です。帰りに富士宮駅前の観光案内所に寄って、「富士宮口登山」のパンフレットを頂いて帰りました。実は密かに富士宮口登山を狙ってます。

 

朝4時に五合目に到着。まだ夜明け前。

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駿河湾に浮かぶ雲海

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山頂にかかる霧に登るか迷いました。

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朝5時霧が晴れたので出発。もちろん検温して協力金1000円(気持ちは3000円)支払いました。(^^)/

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大石茶屋の横から左側が登山道、右側は下山道

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朝日に輝く山頂

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またまた山頂が霧に隠れる

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山頂が見えたら見えたで遠いなぁ

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きょうの目的地「次郎坊」へ到達

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もう少し頑張って標高2000mに到達

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ふと横を見るとこんな斜面です

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双子山があんなに下に見える。そろそろ降ります

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6月30日 御殿場口下見

今回は少し歩いてみようかと、登山靴2組、手洗い用水10ℓ、クーラー他ハイキング装備一式を持って行きました。双子山方面へ30分、本登山コースを30分歩いてきました。残念なのが帽子を忘れてしまい直射日光が暑くて、長時間歩けなかったことです。静岡県側の山開きは7月10日なので、頂上への登山口はまだ通行止めです。

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御殿場口五合目にはトイレが常設されています。ありがとうございます。助かります。

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第一駐車場の左端から二子山へのハイキングルートがあります。ここから樹林帯の中を歩くんですが、途中で熊でも出てきたらどうしようかと怖くなって引き返してきました。初めて歩くときは二人以上で歩いてほうがいいですね。朝いちは涼しいというよりむわっと湿度があって暖かい感じがしました。

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二子山へ向かうルートから右にそれると大石茶屋方面に行けるので、そこまで行ってみると、頂上までの標識を発見!頂上まで400分=約7時間。えー!ほんとにーって感じ。去年は確か6時間で七合目までしか登れなかった。ペースが遅いってこと?ショック。大石茶屋で引き返しました。富士登山のパンフレットをよく見て計算したら大石茶屋から山頂までは505分でした。8時間25分。納得。

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6月28日 富士宮口下見

何年ぶりだろう?車で五合目まで行ったのは。今年は梅雨明けが早すぎて。明けたというので、いてもたっても居られず出かけました。まだ自家用車の通行規制前だから五合目まで車で行けるので登らずに下見です。この抜けるような青空に富士山は似合いますよね。ところが、五合目に着いたとたん燃料の警告灯が点灯してしまいました。警告灯の点灯で6ℓは残っているはずですが、写真を撮ってすぐに水ケ塚の駐車場まで下りました。警告灯は点灯したままで、少し休憩して富士宮まで下がると警告灯が復帰しました。気圧のせいなのか、2メモリは変化しました。謎です。きょうは早く帰れというおぼし召しかと。(^^)

 

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駐車場から一段下がったカーブからの景色。南アルプスが一望できます。どれがどの山なのかはわかりません。(笑)

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2021年


8月4日 仕上げの登山

今までの2回の登山を経験し、今年最後にもう一度仕上げの登山をすることにした。今回の目標は七合五尺。またうどんを食べて帰って来るつもり。1日で家から行って帰って来られるよう予定を考えた。朝3時出発して高速移動(3割引き)、5時から登って七合五尺に12時到着、下山は16時に御殿場口、帰りも高速移動し、家に戻るのは19時くらいかな。

 

4:30御殿場口に到着。駐車場の入口手前に駐車している車が2台あった。えー満車かぁ?その車をよけて駐車場に入ってみると、ちらほら空き駐車スペースが見えた。あ、そうか前日の夜に登ってる人が駐車場がいっぱいで、ここに駐車して行った訳か。せめて道路の下り車線側に停めて欲しいけど、夜じゃあ暗くてわからないか。まわりはしらじらと明るくなってきた。早々に身支度をして、4:40登山開始。

 

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今朝もお約束の検温とアンケートに答え、入山料の1,000円を支払う。鳥居をくぐってまずは大石茶屋を目指す。

 

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4:50「大石茶屋」に到着。だんだん明るくなってきた。きょうは予報通り快晴だ。すこし登っては振り返って日の出の写真を撮り、なかなか進まない。(笑)しかし天気がいいと、今から登る道がよーく見えて登る前から負けてしまいそうになる。一歩づづ、次の目標の「次郎坊」を目指す。標準時間100分。

 

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6:00「次郎坊」到着。次の目標は「半蔵坊」新六合目。標準時間180分。そこまでは平らな部分が無い。ずーっと上り道だ。おっ、段々慣れてきた俺?

 

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9:00「半蔵坊」新六合に到着。もってきた水分が乏しいのでここで購入500円=1cc×1円。今回は水筒に氷を入れてきた分、水分が少なかった。富士山での太陽光は地上より熱量が多いような気がする。日が当たってるとすぐに熱くなる。リュックの中の荷物の入れ方も考えねばならない。

 

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10:00六合目到着。元山小屋があったところ。今は何もない。だけど平らで広いのでゆっくり休める。眼下の景色もきれいだ。

 

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10:50七合目到着。小屋はあるが今年は営業していない。次の七合四勺、五勺から小屋は営業している。リュックの中にまだおむすび2個とゆで卵があるし、七合五勺の小屋まで行ってうどんを食べなくてもいっか。ここでおむすびを食べて下山することにした。今回はゆっくり味わって下ろうと思った。11:00下山開始。

 

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今回は「砂走り」ではなく、「登山道」を降りて行くことにした。砂走りを下ると膝が笑ってコケてしまうからだ。もう若くは無いし。(笑)靴の中に砂利も入るので靴も傷むしね。12:00「半蔵門」通過、12:40「次郎坊」通過、ここからの下りがが長いんだよね~。13:50「御殿場口」到着。

 

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スマホの写真

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パノラマ写真

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7月22日 リベンジ登山

 

深夜1:30起床し2:00に自宅を出発した。前回の反省を反映し、御殿場口の出車中泊はやめ、明るくなってから登山をするためだ。御殿場口に向かう最短コースを智頭で調べたら、サファリパークも横を上がっていく道があるらしい。よしそこを走って行こう。ナビをセットして新東名新富士ICで降り、真っ暗な道路を富士山こどもの国に向かって走る。

 

こんな時間にこの道路を走る車なんていないよなぁ。もし車が故障したら・・・いややめよう。そんなことを考えると本当になってしまう。サファリパークを左折しさらに上がっていく。旧日本ランド付近かな?結構住宅があるなぁ。と思っていると有料道路の入口があった。なんだやっぱ有料じゃん。無人?ゲートのバーも無く、料金を入れる機械だけある。千円を入れ480円のおつりを取る。道なりに進むと住宅は無くなりヘッドライトで照らす道しか見えない。すると今度は無人のゲート、今度はバーだけ。恐る恐るバーの前まで行くと自動でバーが上がった。どういうシステムになってるんだろう。さっき払っておいて良かったぁ。またあそこに引き返すんじゃたまったもんじゃない。仕組みはまた後で調べることとして先に進む。御殿場口に4時前に着いた。

 

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富士山を暗い時間に登ってはいけない。前回の登山で身をもって覚えた。周りはほんのり明るくなってきた。4:10登山開始。大石茶屋を過ぎると登山道と下山道の分岐点に来た。ここで間違えちゃったんだよなぁ。しっかり登山道を進む。でもあえて下山道を直登する人達もいた。まぁ距離は短いもんね。新五合目の半蔵坊に着いたのは5:50だった。登山開始から100分、ほぼ標準タイムだ。

 

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6:00標高2,000mを通過。9:00新六合目(半蔵坊)到着。4:10に登山を開始して約5時間、ようやく平な墓所に着いた。ここには有料トイレがあり、非常用の避難小屋である。10:10六合目小屋跡に到着。10:40標高3,000m通過。

 

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10:50七合目到着。前回ここで諦めたんだよね。ここの小屋がやっていると思って登ってきたけど現在閉鎖中でがっくりしたなぁ。通過して11:10七合四勺。ようやく人がいる山小屋を通過した。

 

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11:15七合五勺の小屋に到着した。水が乏しいため500ccのペットボトルを購入し。ふと目に着いた「うどん」を注文した。ペットボトルの水を水筒に移しカラのペットボトルをお店の人に返そうとするとゴミはお持ち帰りくださいと言われた。ごもっとも。雲海の上で食べるうどんは格別だ。美味しい。干したシラスも入っている。その美味しさに感動して自分の中の何かが取れたような気がした。そんなに頑張らなくていいよって言われたような、もうここで降りよう。そう決めた。

 

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2021年 再始動

令和元年(2019年)から1年に1度は富士登山をしようと、数十年ぶりに富士登山をしましたが、翌年はコロナ過で登れませんでした。また、今までは常に富士宮口から登っていましたが、登山規制で五合目まで自分の車で行けなくなりました。富士宮口からの登山は、有料駐車場にシャトルバス料金とお金がかかる登山に疑問を感じ、御殿場口から登ってみようと登山ルートを変更しました。

御殿場口のルート

先週、御殿場登山口まで車で下見に行き、登山のパンフレットなどを頂いてきました。ここ数日毎日天気予報を見て、決行する日を16日(金)と決めました。

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標準登山時間(参考)

  登り8時間30分     下り3時間20分
 
  山 頂(3,700m)     山 頂
   ↑ 90分         ↓ 35分
  八合目(3,300m)     八合目
   ↑ 75分         ↓ 40分
  七合五尺(3.120m)    七合五尺
   ↑ 20分         ↓ 10分
  七合目(3,040m)     七合目
   ↑ 40分         ↓ 20分
  六合目(2,830m)     下り六合
   ↑ 180分        ↓ 50分
  次郎坊(1,920m)     次郎坊
   ↑ 100分        ↓ 50分
  大石茶屋         大石茶屋
   ↑ 15分         ↓ 5分
  御殿場口(1,440m)    御殿場口

 


7月15日 車中前泊

15日14時に自宅を出発した。下道で富士宮浅間大社に寄って登山祈願をしようと思ったからだ。山頂まで登れないことを想定し、ここで健康お守りを購入した。どう御殿場口登山を攻略するか事前に検討した結果、前日に御殿場口まで車で行き車中泊、翌朝4時から登れば遅くとも13時に登頂し、下山して17時、ホテルに18時にチェックインし夕食を食べれるという計算だった。過去の経験から、登山後の車の運転は疲れで気を失うような眠気に襲われることから、登山後近くに宿泊する計画をした。

 

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富士市から富士宮に向かう道路は真正面に富士山を望める。雲に隠れていた富士山が少し見えてきた。明日はいい登山日和になる予感。16時浅間大社に参拝。明日の登山の無事と、友人の病気の快復を祈願した。ちなみに浅間大社は30分以内の参拝のための駐車は無料。

 

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17時には御殿場口に到着した。あたりは一面の霧。暗くなるにつれ霧が晴れ富士山の姿がはっきりしてきた。明日早朝に出発するため、前日のきょう「富士登山協力金」1、000円を係の人に支払い、最近の状況を聞いた。今日まで富士山の傘雲がなかなか取れない。天候の急変が多く、雨に降られた方が多かったそうだ。

 

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7月16日登山開始

正直、車の中では一睡もできなかった。目をつむっても考えることは朝の出発時間のことばかり。4時でいいのか?それでホテルのチェックイン時間18時に間に合うのか?どうせ眠れないなら1時間早めて3時に出発しよう。久しぶりの富士登山に興奮していたのかもしれない。しかしそれが大きな間違いだっと気づくのは登って夜が明けてからだった。

 

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予定より1時間早い朝3時に出発=夜明け前で真っ暗。御殿場口と大石茶屋付近に照明があるだけでそれ以外は真っ暗。何ーんにも見えない。真っ暗いので写真もない。登山道らしき道を歩いて行くと、自分のヘッドライトで照らす直径約3m以外は真っ暗で谷底のように感じる。踏み外すと奈落の底へ落ちてしまうような恐怖感。富士宮口登山道は、少し歩けば次の合目の小屋の明かりが見えたのに。ここは全く違う。自分のヘッドライトに少し反射する杭とロープに沿って登るしかなかった。

 

実はこの時、登山道ではなく下山道を真っすぐ登っていた。周りが見えない不安と直登の厳しさ、一歩進んでは半歩下がる砂利道に焦る気持ちで必死に登った。次郎坊まで100分のところ90分で通過したと喜んでいたが、実はそれ以上に体力を消耗していた。

 

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次郎坊に着く頃にはしらじらと明るくなって、周りがよく見えるようになってきた。今から登る道先が見えるようになると、まだまだ延々と続く砂利道に登る気力が無くなってしまいそうだった。でも登るしかない。きょうは平日で登る人も少なく、七合目以上まで山小屋は無い。こんな寂しく厳しい富士登山も初めてだ。ちょっとなめていましたね、御殿場口登山道。ふくらはぎとアキレス腱がパンパン。

 

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いつも富士登山の時に頭に流れる曲は「ひょっこりひょうたん島」の歌。「苦しいこともあるだろさ、悲しいこともあるだろさ、だけど僕らは挫けない、泣くのは嫌だ笑っちゃおう、進め〜、進め〜」のフレーズ。古い?(苦笑)。足のサイズの牛歩戦術。27cmづつひたすら登る。これぞ富士登山。修行だぁ。

 

7:30新六合目(2,590m)に到着。出発から4時間30分。ここにはトイレのみがある緊急避難所。 9:15七合目(3,030m)到達。出発から6時間15分。ここの小屋は営業してなかった。御殿場口登山道、なんて過酷なんだ、登山開始から6時間以上も休まる場所が無い。他の山の登山もそんなものだよと言われそうだが、私は富士山しか登ったことがないので。今まで山小屋がいっぱいある富士宮口登山道を登って、甘い登山をしてきた自分が情けなくなった。

 

すぐそこに見える次の七号五勺まで頑張れば、水も食べ物も補給できる。しかし今の自分は呼吸も絶え絶え、身体はボロボロ。今から約3時間、登って下りてくる自身も体力も残ってなかった。おむすびをひとつ食べながら、ここで下山しようと決めた。

 

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下山は大砂走で一気に下った。途中、靴の中に入った砂利を取り除こうと靴を脱いだら、靴の先が壊れかけていた。この先、慎重に下らないと靴の先がパックリと割れて、靴の中に砂利だらけになってしまう。この靴、もう30年以上の付合いだなぁ。何回も接着剤で直して使ってきたが、もう限界かもしれない。洗って整備したら記念飾っておこう。捨てられないよね~。なんて思いながら調子に乗って走っていたら膝が笑って前につんのめってしまった。あーあ、かっこわる。

 

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駐車場まであと少し、時計を見ると12時半。御殿場口近くの「大石茶屋」に寄って「肉うどん」を食べることにした。ふと店内を見ると「手洗いの水、洗面器に一杯100円」の文字が目に入る。車まで戻れば水はポリタンクで持ってきてはいたが、今洗いたい。昔懐かしいアルマイトの洗面器に一杯の水、顔と手を洗った。気持ち良かった〜。山での水は貴重だよね。うどんは富士吉田のうどんを思い出させる極太固めのうどん。美味しかったぁ。駐車場まで戻り準備してきたポリタンクの水で足を洗った。着替えをしたかったが、駐車場はほぼ満車の状態。人目が多いので早々に駐車場を後にした。時刻は13時少し手前。

 

御殿場口から裾野駅近くのホテルまで、約1時間くらいだったが、襲ってくる睡魔との戦いだった。途中のコンビニで2軒寄って仮眠をして、ようやくホテルにたどりついた。チェックインして部屋で即シャワーを浴びた。気持ちいい。その後、コロナ対応かホテル内にアルコールの自販機が無いので、近所のコンビニへ買い出しに。350ccを1本飲んで夕食の時間まで爆睡。あそこで下山して正解だった。体力も気力もスッカラカンの空っぽだった。

 

翌朝7月17日、5:30起床。ホテル5階からの富士山が奇麗に見えた。空には雲ひとつない晴天。この日に登れば良かったかなぁ。うっ、もう足が痛くなってきた。帰ったら自転車で走って足をほぐそう。6:30からの朝食を食べ終えすぐに自宅に向かった。リベンジを富士山に誓いながら。

 

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家に戻って、服や靴、リュック他登山に使ったものを洗ってひと休み。お昼はとんかつ屋さんのポークソテー定食を食べて元気を回復。足の痛みが引いたらまた登ろう。

 

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